iOS App Storeで、Facebookなどのアプリサイズが大きく見えるバグが発生!

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アプリサイズは年々大きくなってきており、アプリサイズは長らく論議の的となっています。大規模なアプリは、インストールするとデバイスの多くの容量が消費しまた、ダウンロードやアップデートのたびに多くの通信量を消費するため、iPhoneでダウンロードできる容量は150MBに制限されています。



iOS App Storeで、Facebookなどのアプリサイズが大きく見えるバグが発生!

iOS 12がリリースされた直後、一部のユーザーはApp Storeでアプリサイズが異常に大きく表示されていることに気付いきました。 Facebookのアプリを例に見ると、App Storeでアプリサイズが519MBと表示されています! 実際にアプリをインストールしてストレージ設定を確認すると、デバイス上では316MBの容量になっていることがわかります。このサイズはデバイスによって異なりますが、App Storeで表示されている容量は200MB以上も多くなります。

App Storeは、アプリの間引きというプロセスを使用して、アプリを実行するために必要なコードとリソースのみをデバイスにダウンロードします。開発者が開発したアプリをAppleに提出すると、サポートされるデバイスごとに異なるパッケージが作成されます。これらのパッケージは、サポートされているすべてのデバイスに対してすべてのコードとリソースを含むユニバーサルパッケージ生成します。

App Storeは、現在使用しているデバイス用のパッケージサイズを表示するのではなく、アプリのユニバーサルパッケージサイズを報告していることがわかりました。これが、Facebookなど他のいくつかのアプリで、実際にデバイスにダウンロードされるアプリサイズよりも大きなサイズを表示させてしまう原因となっています。

このバグはAppleに報告されています。