iPhoneのメッセージアプリで、低解像度モードを有効にして軽い画像データを送る方法

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メッセージアプリを使用して友人や家族に画像を送信するたびに、画像データの容量が消費されます。 iPhoneカメラの高品質化により、毎日たくさんの写真をメッセージアプリを介して送る・受け取るユーザーにとっては、多くの画像データがiPhoneの容量を消費し、容量不足になる可能性があります。また、データ通信量が少ないモバイルデータプランに加入しているユーザーにとっては、データ通信量をおおきく消費し、通信速度に制限がかかるなどの問題になる可能性があります。

iPhoneには、メッセージアプリで画像データを送る際のデータ量問題を解決できる、「低解像度モード」というオプションがあります。 iOS 10で導入されたこの機能は、メッセージアプリで送信する画像のサイズを自動的に縮小してくれるため、ファイルサイズ、またはモバイルデータの使用量を大幅に削減してくれます。

低品質画像モードを使用するもう1つの利点はそ送信時間です。携帯電話のデータ通信速度が遅い地域にいる場合は、フルカラーの画像を送信するのに数分かかることがあります。しかし、低画質画像モードを有効にすると、送信する画像サイズがとても小さくなり、転送がはるかに高速になります。

今回は、メッセージアプリで「低画質画像モード」を有効にする方法をご紹介します。

この機能はiOS 10で導入された機能になります、続行する前に、iPhoneがiOS 10以降のバージョンを実行していることをご確認してください。



iPhoneのメッセージアプリで、低解像度モードを有効にして軽い画像データを送る方法

iPhoneまたはiPadの[設定] > [メッセージ]へいきます

メッセージオプションのリストをスクロールし、下部にある「低解像度モード」横のトグルスイッチをタップしてオンにします

有効したあとホーム画面に戻り、メッセージアプリを使って画像を送信するとiOSは自動的にサイズを縮小します。デバイスには元の品質のオリジナルイメージを維持しますが、メッセージアプリには「低品質」のバージョンが表示されます。

圧縮される画像の品質は、画像の種類と画像の圧縮にどのくらい適しているかによって異なります。明るくきれいな画像が圧縮されると、暗いノイズのある画像は画質が著しく低下する可能性があります。下のスクリーンショットでは、元のイメージ(左)とメッセージアプリ(右)で変換した低品質バージョンの比較になります。画像をクリックしてフルサイズで見ると、低品質バージョンでもかなり見栄えが良いように見えますが、被写体の端や灰白色の背景にはピクセルが目立ちます。