Safari 12、従来の拡張機能を廃止、Apple Watchサポートなど

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MacOS 10.14とiOS 12のSafari 12には、インテリジェントな追跡防止機能、強力な自動パスワード、セキュリティコードの自動入力、拡張機能の変更など、さまざまなアップデートが追加されています。 Appleは、WWDCのセッションで、「SafariとWebKitの新機能」と題し、これらの改善について深く掘り下げています。



Safari 12、従来の拡張機能を廃止、Apple Watchサポートなど

まず第一に、Safari 12では、従来のSafari拡張機能、Safari Extensions Galleryのサポートを廃止していることを明らかにしました。 Safari Extensions Galleryは、拡張機能のためのワンストップショップとして2010年に導入されました。しかし、8年後、アップルはプラットフォームの廃止を発表しています。

Safari 10により、AppleはSafari App Extension Platformを拡張しました。これらの拡張機能では、ネイティブのMacアプリを通じて配布されています。Appleによると、この方法はより安全で軽量です。Safari 12では、開発者向けに、このプラットフォーム2をさらにおしすすめる事になります。

Appleは、従来のSafari拡張機能を非難し、開発者向けにSafari App Extensionsへの移行を促しています。Safari App Extensionsは、従来のMacアプリからMac App Store経由で提供されています。

セッションで、Appleは、新しい強力な自動パスワードフォーマットにも触れています。Appleによれば、Web開発者は、「passwordrules」属性を使用して、Webサイトのパスワード要件を追加することができるといいます。

さらに、Safari 12には、開発者がウェブサイトにのカスタムドラッグ&ドロップ機能、iPad上のフルスクリーンAPI、USDZを使用するARモデル、および支払い要求APIを使用したApple Payサポートの追加が含まれています。

アップルはまた、開発者がレスポンシブデザインを使用してApple Watch向けにWebサイトを最適化する方法を説明しています。

レスポンシブデザインを使用すると、ウェブサイトはwatchOS上で見栄えがよくなります。