Apple、アプリ開発者ベータテストのための新しい「TestFlight Public Link」機能を導入

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Appleは、今週のWWDCでのセッションの中で、開発者がTestFlight経由でアプリをテストする方法の新しい機能に触れています。

AppleはTestFlight Public Linkと呼ばれる新しい機能を発表しました。これは、開発者が新しいアプリバージョンをテストしたい時に、ユーザーをテストフライトに招待する際の新しい方法になります。



Apple、アプリ開発者ベータテストのための新しい「TestFlight Public Link」機能を導入

これまで、開発者はメールアドレスを使って手動でテスターを招待する仕様になっていました。 TestFlight Public Linkは、電子メールアドレスを共有したくないユーザーに対し、新しいアプリのテストフライトへ招待できる方法です。

新しいTestFlight Public Link機能を使用すると、開発者は一意のURLを作成してユーザーと共有することができます。このURLは、ユーザーがアプリのTestFlightベータに参加申込できるリンクとなります。ユーザーがTestFlight Public Linkをクリックすると、ベータ版をダウンロードできるアプリのTestFlightページに移動します。

開発者にとって、TestFlight Public Linkの作成は比較的簡単です。 App Store Connectを使用してリンクを作成し、そのテスターのグループがアクセスするビルドを選択することができます。開発者が自分のアプリケーションの新しいビルドをリリースしたい場合は、App Store Connect経由でビルドをグループに追加するだけです。

TestFlight Public Linkは最大1万人のテスターをサポートしますが、開発者は許可されるテスターの数を制御でる「テスターカウント」を設定することで、公開リンクは特定のテスター数に達した時に申込を停止させる事ができます。開発者はいつでもパブリックリンクを無効にでき、不明なテスターの参加をすぐに防ぐことができます。

新しいApp Store Connect APIにより、開発者は次のことが可能になります。

  • グループを作成する
  • グループにビルドを割り当てる
  • パブリックリンクを管理する
  • テスターの追加と削除
  • テスト情報を更新する