Google DocsでAIを活用したドラフト作成方法

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AI(人工知能)が基本的な言語モデルのチャットボットから、一般のユーザーにとってより有用なものへと進化するのは避けられない流れでした。Googleの新しいDuet AIをLabsで使用するに設定すると、Google Docsに「私の代わりに書く」機能が追加され、ドキュメントの原稿作成を簡単にしてくれます。今回は、その使用方法を解説します。

Google Docsの本質的な目的は、ハウツー、取扱説明書、クリエイティブな作品など、あらゆる種類のドキュメントを作成するために必要なツールを提供することです。

そしてBardのようなAIの登場により、それにはGoogle Docsが全面的にAIによる生成を任せることも含まれるようになりました。Googleの新しいDuet AIツールキットをWorkspaceで使用すると、ユーザーはDuet AIに作業の作成とフォーマットを任せることができます。ただ情報を吐き出すだけのチャットボットとは異なり、Duet AIはその情報を提供し、それを完成度の高いドキュメントに近い形にフォーマットします。

AIモデルが生成したものはすべて編集可能で、それをより洗練されたものに磨き上げるか、全く新しく作り直すことも可能です。

SINCA

Google DocsでDuet AIを使用する方法

Google DocsでDuet AIを使用するには、まずLabsでプレビュー利用にサインアップする必要があります。LabsはGoogleの多くのプロジェクトが一般公開される前に最新機能の一部を提供するもので、誰でもGoogleが提供する最新のプロジェクトをサインアップして試すことができます。

Googleの最新AI機能をLabsでサインアップする方法

Duet AIにサインアップすると、プログラムへの招待を伝えるメールがすぐに(同日から数日後までの間に)届きます。参加すると、Google Docsの生成AIアシスタントと、文書の作成などにモデルをプロンプトする新機能にアクセスできます。

  1. Google Docsで新しいドキュメントを開きます。
  2. 「Help me write(私の代わりに書く)」と書かれた丸いボックスが表示されるはずです。それをクリックします。
  3. 説明を読んで「Got it(了解)」をクリックします。
  4. GoogleのAIに何を書いてほしいかを説明し、「Create(作成)」を押します。
  • ヒント:スタイル(例:ブログ投稿、詩、マニュアルなど)やプロンプトの主題や内容に関するその他の具体的な詳細を含めることを忘れないでください。

Duet AIは要求した内容に沿って書き始めます。それができたら、「Refine(磨き上げる)」または「Recreate(再作成)」を選択できます。

「Refine」を選択すると、「Formalize(形式化する)」、「Shorten(短縮する)」、「Elaborate(詳述する)」、「Rephrase(言い換える)」のいずれかを選択できます。それぞれが文章にどのような影響を与えるかを試してみてください。

結果に満足したら、「Insert(挿入)」を押してDuet AIにそのテキストを文章に貼り付けさせます。

  • 注意:テキストを挿入した後は、それを再度磨き上げるために取り戻すことはできません。他のドキュメントと同様に編集は可能ですが、さらなる変更を加えるためにはDuet AIを再度実行して試す必要があります。

この結果は、「Help me write」をクリックしたときのカーソルの位置に挿入されます。Duet AIは何度でも使用できるので、必要に応じてドキュメント全体のセクションを作成することができます。AIモデルは、文章の左側にある鉛筆アイコンを探してクリックすることでいつでもアクセスできます。

SINCA

Google DocsのDuet AIはかなり基本的なものですが、それは非常に使いやすいということも意味します。この新しいツールを試してみて、何ができるかを見てみてください。この実装は、一般的にAIモデルから出てきたものの中で最も役立つものの一つとなります。

Duet AIは進行中の作業であり、今後、仕様が変更になる可能性があります。とはいえ、Google DocsでのAIモデルの使用方法を学ぶことは、文章作成のストレスを大幅に軽減します。