US株の購入を検討している人におすすめ!投資家向けツールValue lineサイトの使い方

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Value lineサイトは、Value Line, Inc.が米国株式市場に上場されている企業を長期目線で成長度や投資にたいするパフォーマンスなどを分析し、潜在的な調査結果に基づいて、投資家や市場研究者が求める専門的で質の高い投資向け情報や調査ツールを提供しているオンラインデータベース・サイトです。

Value lineサイトは、おもにファンダメンタルズと呼ばれる財務的な視点からUS上場企業を分析しており、長期投資向けの情報を提供しています。

Value lineサイトは、米国において著名な投資家で大富豪のウォーレン・バフェットが実施している「バリュー投資」に役立つ情報が満載で、多くのバリュー投資家が利用しているサイトと言われています。

今回は、US株で長期的なバリュー投資にチャレンジしてみたい人におすすめな、投資家向けツールValue lineサイトの使い方を少しご紹介します。



Value Lineは14日間試用できる

Value Lineを利用するには年ごとに定期購読が必要になります。定期購読は利用するプランごとに分かれており、価格は年$598.00から申し込むことができます。かなり高度な投資向けレポートを提供しているわりにはとても良心的な価格になっています。

また、Value Lineは14日間のトライアルプランのされており、こちらリンクから「Start here. Free Online trial subscriptions!」バナーをクリックして申し込みすると、「The Value Line Investment Survey® – Smart Investor」プランを無料で14日間試用することができます。

「The Value Line Investment Survey® – Smart Investor」プランでは、14日間無料で 一部のInvestment Surveyレポートを閲覧できたり、スクリーニングツールを使用したりすることができます。まずは無料でトライアルプランを試してみましょう。

US株の購入を検討している人におすすめ!投資家向けツールValue lineサイトの使い方

それではValue lineサイトの使い方を一部ご紹介します。

まずは、Value lineサイトにアクセスし、作成したValue lineアカウントでログインします。

Value lineサイトのトップ画面

Value lineサイトのトップ画面では、現在の米国市場指数などが表示されており、最新情報を掲載した「Stock Market Today」や、Value lineが数十年に渡って分析した市場データや投資アドバイスなどが充実しています。

トップページの上部ヘッダには投資情報を見たい銘柄を検索できる検索フィールドどがあります。まずはひとつ銘柄名かティッカーシンボルを入力して検索します。

検索結果一覧から銘柄名をクリックすると、検索した銘柄の投資詳細画面が表示されます。この銘柄詳細がめんでは、株式購入に伴う潜在リスクなどバリューラインが分析し評価した「安全性」ランキングが左に記載されています。右には、「Financial Strength」と呼ばれる、その銘柄の財務状況を評価したランキングが記載されています。

これらのランキングは他の投資情報サイトとことなり、Value line が、過去の豊富な情報か分析をおこない独自の評価を記載しています。基本的には長期投資において、安全に確実なリターン(利益)をえられる銘柄かを分析しランキング評価をしていますので、手堅く長期投資を行いたいばあいは目安になるのではないでしょうか。

リスクがあっても長期投資で大きなリターンを得たい場合は、ランキング評価よりもEPSや PERの推移を分析し評価する必要があります。

将来どれくらいのリターンが見込めるかValue lineの評価を確認したい場合は、詳細画面右中央にある「3-5 YEAR PROJECTIONS」を確認します。ここでは、Value lineがEPSや PERの推移を財務情報と掛け合わせて独自に分析して3年から5年後にその銘柄の株価がどれくらいになるかを予測しています。

「3-5 YEAR PROJECTIONS」の株価と現在の株価を比較して、その銘柄にいくら投資した場合、3年から5年後、どのくらいのリターン(利益)を得られるか簡単に予測することができます。

今回はここまでのご紹介になります。「3-5 YEAR PROJECTIONS」の株価は保守的な価格帯になるように評価されていますが、投資は常にリスクを伴いますので必ずこの価格になるものではありません。投資はご自身の判断でお願い致します。