マイクロソフト、Skypeに新しいコンテンツクリエーターモードで通話記録機能を追加

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Skypeは、リリースされてから15年経ちますが、念願の通話記録機能がついに追加されました。 以前のSkypeは、独自の通話記録機能を持っておらず、Xsplit、Wirecast、Vmixなどのサードパーティのアプリに依存していました。これらの製品は、何年もの間Skype通話の録音を可能にしましたが、マイクロソフトより公式の録音機能が登場することが期待されていました。



Skype、新しいコンテンツクリエーターモードで通話記録機能を追加

Windows 10およびMacのユーザーは、デスクトップSkypeクライアントを「コンテンツクリエイター」モードに切り替えると、通話を録音することができます。

これは、ビデオロガー、ストリーマー、ポッドキャストクリエーター用に設計された新しいバージョンです。ユーザーは、使用したいサードパーティのソフトウェアを選択することができ、Skypeは統合をサポートするようになりました。 SkypeはYouTubeチャンネルやツイッチストリームで、リアルタイムに通話をライブストリーミングできる機能を提供します。オーディオファイルをAdobe Premiere Proのような編集ツールに読み込むこともできます。

マイクロソフトは、この機能について公に発表をしていませんが、この新機能に有用性を感じるユーザーは多くいるのではないかと思います。国際的な情報源を持ったレポーター、ノートなしのビジネスミーティングなどにとても便利な機能となります。ただし、競合サービスである、Googleハングアウトなどのサービスでは、すでに通話を録音機能が提供されており、これらのサービスとくらべて差別化要因があるかは、すこし疑問です。

Skypeは、来週、ラスベガスのNABで、この新しいレコーディングインテグレーションを発表する予定です。この夏にフルリリースが予定されています。