新しいパスコードを忘れた時でもiPhoneのロックを解除する方法

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iOS 17では、iPhoneのパスコードを変更してすぐに忘れてしまった場合iPhoneをロックさせず、パスコードを修正できる72時間の猶予期間が設けられています。今回は新しいパスコードを忘れた時でもiPhoneのロックを解除する方法を説明します。



iPhoneのパスコードリセット機能

iOS 17およびiPadOS 17では、新しいパスコードを設定した後、最大3日間は以前使用していたパスコードでiPhoneまたはiPadのパスコードをリセットすることが可能になりました。つまり、Appleは新しいパスコードを設定してから72時間以内であれば、古いパスコードを使用できるようにしており、新しく作成したパスコードを忘れがちな人にとっては便利です。

新しいパスコードを忘れた時にロックを解除する方法

iOS 17を搭載したデバイスでパスコードの変更後に誤ったパスコードを入力した場合、画面下部の「パスコードを忘れた?」オプションをタップして、「パスコードリセットを試す」オプションを使用します。これをタップすると、古いパスコードを使用して新しいパスコードを再度作成することができます。



パスコードリセット機能

iOS 17パスコードリセット機能では、誰かがあなたのパスコードを知っている場合の保護のために、「以前のパスコードを今すぐ失効させる」設定も利用できます。(このオプションを使用すると、新しいパスコードを忘れた場合に古いパスコードを使用してデバイスにアクセスすることはできなくなります。)iOS 17で新しいオプションを使用するには、以下の手順に従います:

  1. 「設定」を開きます。
  2. スクロールダウンして「Face IDとパスコード」を選択します。
  3. 「一時的パスコードリセット」の下で、「以前のパスコードを今すぐ失効させる」をタップします。

4. 「今すぐ失効させる」をタップして確認します。

ウォールストリートジャーナルが2023年2月に公共の場でiPhoneユーザーがパスコードを入力するのを盗み見て、その後デバイスを盗んで広範囲にアクセスする事例を報告しているため、iPhoneのパスコードでApple IDアカウントのパスワードを変更することは重要です。

AppleのソフトウェアエンジニアリングチーフであるCraig Federighiは2023年6月に、Appleは「この問題に対処する他の方法を検討し続けている」と述べましたが、まだ変更は行われていません。盗難を困難にするために、Appleはユーザーに対して、盗み見されにくい英数字のパスコードに切り替えることを推奨しています。これも「設定」の「Face ID & パスコード」->「パスコードを変更する」で行うことができます。