iOSフィルム制作アプリNizoが登場!撮影時にビデオを編集できる機能を搭載

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従来、ビデオ制作では、撮影段階、制作段階と一連の手順が必要でした。現在、シドニーに拠点を置く創造的なプロチームは、Nizoという新しい映画製作アプリをリリースし、従来のワークフロー改革に挑戦しています。



iOSフィルム制作アプリNizoが登場!撮影時にビデオを編集できる機能を搭載

Nizoの開発者は、Nizoアプリを一言で"new wave filmmaking"と表現しています。ビデオツールとしてのiPhoneのカメラ機能とNizo固有の機能を融合させ、撮影、編集、配信のための新しいインターフェースを備えた独自のワークフローを提供可能にしています。


クラシック映画を撮影したい場合は、Kodachromeフィルムの外観をシミュレートするライブビデオフィルタを使用し撮影を行うと、クラシック映画のような映像が撮影できます。また24および60 fpsオプションは4Kまで対応しており、24および120fpsは1080pで利用できます。ホワイトバランス、シャッターアングル、およびISOのマニュアルコントロールが用意されています。


最初のシーンを撮影開始すると、編集コントロールが表示されます。ビデオタイムラインは、カメラインタフェースの上部に構築されています。

クリップを終了するたびに、そのサムネイルがディスプレイの左側に表示されます。最後のサムネイルをタップすると、タイムラインに入ります。

Nizoの編集UIは最小限ですが必要な機能がうまくまとまっています。ナビゲーションは、マルチタスキングが可能なiPhone Xのインターフェイスに対応しスムーズに機能します。

スワイプしてマイクをミュート、オーディオを追加し、クロスディゾルブを挿入などをリアルタイムに行えます。

これらの設定は、タイムラインのすべてのクリップに適用されます。下にスワイプしてすべてのプロジェクトのリストに戻り、クリップをタップしたままにすると、セカンダリインターフェイスが起動し、フリック設定をしたり、もう一度タップして複製、スライドしてタイムラインを並べ替えることなどができます。


伝統的なビデオ編集に慣れている人にとって、Nizoのインターフェースは驚く構造かもしれません。クリップはスプライスしてカットされず、ビデオに表示するクリップの範囲を選択します。これにより、編集プロセスを非破壊的に行う事ができます。

しかし、NizoがiMovieやPremiere Rushなどの映像編集アプリに取って代わるもにはならないかもしれません。最小限のインターフェースでは、編集に必要な機能が足りない部分もあります。NizoはTwitterやInstagramに投稿するような簡単な動画作成には理想的かもしれませんが、より高度なトランジション、オーディオ、タイトルの追加にはあまり向いてはいないかもしません。

NizoはApp Storeで入手可能です。

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